「犯人は誰?」と調べる方が多い本作ですが、実際は犯人探しの映画ではなく、悪の構図と2人の関係の変化を楽しむ犯罪コメディです。その理由が腑に落ちるよう、黒幕の正体から結末まで順を追って解説します。
『インフォーマー/情報提供者』の作品情報とキャスト
韓国映画『インフォーマー/情報提供者』は、韓国ですでに公開された犯罪アクションコメディで、日本では2026年11月20日に公開されます。作品データは下の表のとおりです。なお、Netflixの日本ドラマ「インフォーマ」とは別の作品です。
主演のホ・ソンテは、「イカゲーム」の凶悪なギャング役で世界的に知られ、俳優生活14年にして映画初主演を果たしました。冷酷な悪役のイメージを封印したコミカルな刑事役で、相手役の情報屋を「ムービング」「犯罪の女王」のチョ・ボクレが演じます。
| 邦題 | インフォーマー/情報提供者 |
|---|---|
| 原題/英題 | 정보원/The Informant |
| 韓国公開 | 2025年12月3日(15歳以上観覧可) |
| 日本公開 | 2026年11月20日(金)シネマート新宿ほか全国 |
| 上映時間 | 103分 |
| 監督・脚本 | キム・ソク(長編監督デビュー作) |
| 配給 | クロックワークス |
| 映倫区分 | G |
| ジャンル | 犯罪アクションコメディ |
| 役名 | 俳優 | 立場 |
|---|---|---|
| オ・ナミョク | ホ・ソンテ | 左遷された刑事。一発逆転を狙う |
| チョ・テボン | チョ・ボクレ | 密輸組織に潜入する抜け目のない情報屋 |
| ファン・サンギル | チャ・スンベ | 犯罪組織のボス(建設会社の会長) |
| カン署長 | チャン・ヒョクジン | 警察署長。出世のためファンと裏でつながる |
| イ・ソヨン | ソ・ミンジュ | 警察署の刑事 |
| エリート・パク | ペ・ユラム | 警察署の刑事。勘違いネタの鍵を握る |
💡 主演・ホ・ソンテさんや実力派キャストの関連作品をチェック!
主演のホ・ソンテさんをはじめ、チョ・ボクレさんら実力派キャストの出演作や話題の韓国犯罪アクション・コメディ作品。
『インフォーマー/情報提供者』の日本公開前に、彼らの名作・関連作品を31日間無料体験ができるU-NEXTでおさらいしてみてはいかがでしょうか。
※本ページの情報は2026年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
※31日間の無料体験期間中に解約した場合、月額料金は発生しません。
[PR] ※本ページの情報は2026年10月時点のものです。最新の配信状況・対象劇場はU-NEXTサイトにてご確認ください。
U-NEXTの映画チケット専用ページから31日間無料トライアルに登録すると、500円分のポイントがプレゼントされ、差額決済(実質1,300円〜)で映画鑑賞チケット1枚と交換できます。
さらに継続利用なら毎月1,200ポイントがもらえるため、600ptの追加チャージ(あるいは2ヶ月分のポイント貯蓄)で、毎月〜隔月で映画館のチケットが実質無料(追加料金なし)で発行可能に!見放題動画だけでなく、劇場鑑賞も定期的にお得に楽しみたい方に最適です。
あらすじをネタバレ:一発逆転を狙った2人が巨大事件に巻き込まれる
刑事オ・ナミョク(表記によってはオ・ナムヒョク)は、作戦の失敗で左遷され、熱意も捜査感覚も失っていました。望みは「最後に一発当てて警察を辞めること」です。そこで、密輸組織に潜入させていた情報屋チョ・テボンを利用し、大金を手に入れようと企みます。
ところがテボンは、義理も信頼もない人物です。予告編でも、「一緒に捕まえよう」と持ちかけながらナミョクをあっさり裏切る姿が描かれています。互いに利益を優先する「チームワークゼロ」の2人というずれが、本作の笑いの土台です。
事態が一変するのは、テボンが潜入する組織へ突入したナミョクが、ボスのファンが女性を監禁していた隣室に誤って入ってしまう場面です。その女性は、犯罪組織の秘密が記された極秘帳簿のありかを知っていました。金目当ての行動が、巨大犯罪組織の核心に触れるきっかけになったのです。ナミョクはファンの組織に命を狙われ、やがて警察からも追われる立場になります。
犯人は誰?黒幕はファン・サンギルとカン署長
本作は犯人を推理するミステリーというより、悪の構図が早い段階で見えてくるタイプの犯罪コメディです。事件の中心にいるのは、建設会社を経営するファン・サンギルです。極秘帳簿を握る犯罪組織のボスとして、秘密に触れたナミョクたちを排除しようとします。
ただし、黒幕はファンだけではありません。警察側にも裏切り者がいます。カン署長は本庁への出世を狙い、ファンと裏でつながっています。つまり構図は「犯罪組織対刑事」ではなく、癒着した悪の側と、はみ出し者の2人の戦いです。ナミョクとテボンが警察からも追われる理由は、まさにここにあります。
エリート・パクの正体と笑いを生む勘違い
「エリート・パク」とは、密輸組織に潜入している警察側のスパイ(刑事)につけられた呼び名です。大学入試で満点、警察大学を首席で入学という輝かしい経歴から、そう呼ばれています。
名場面は、テボンがこのエリート・パク本人だと疑われる場面です。潜入中のテボンは、密輸組織の責任者に車で連れ去られ、「お前が警察のスパイだろう」と追及されます。ところが、スパイの情報が入った封筒を開けてみると、そこにあったのは超エリートの経歴でした。情報屋のテボンとは似ても似つかず、張りつめた空気が一気に笑いへ変わります。
オチも用意されています。同じ車にいたチンピラ風の男が「実は自分が正体だ」と名乗り出ますが、信じてもらえず車から追い出されてしまいます。この男は、状況から見て本物のエリート・パクとみられます。本物は相手にされず、偽物のテボンが疑われるという皮肉な展開が、この場面の面白さです。
結末をネタバレ:テボンの選択でナミョクとの関係が変わる
終盤、ナミョクとテボンは、犯罪組織と癒着した警察を相手に事件の決着へ向かいます。テボンは、最後まで自分の利益しか考えない情報屋に見えます。それでも、警察を呼んで窮地のナミョクを助ける側に回ります。韓国の作品解説では、現場を収拾した警察はカン署長とは無関係に、テボンが呼んだものとされています。また終盤には、ナミョクが左遷された理由が過剰な制圧にあったこと、相当な腕力を持つことも明かされます。
結末は「最高の相棒になった」という大団円ではありません。言い合いは相変わらずで、ナミョクは不器用、テボンは抜け目のないままです。それでも互いの力を認め、「こいつなら少しは信用してもいい」と思える関係に変わるという余韻を残します。完全なハッピーエンドではなく、関係の変化を残す結末です。なお、韓国版にはエンドクレジット後の映像が1本あると伝えられています。
韓国での評価・感想:面白い?つまらない?
韓国での評価は、サイトによって大きく割れています。
高評価の声:観客スコアと口コミ
NAVER映画などの観客評価は公開当初から高水準でした。口コミで広がり、興行ランキングを押し上げたと報じられています。映画専門誌でも専門家の評価は好意的で、「不思議と笑える」という趣旨の評が付きました。支持の中心は、ホ・ソンテとチョ・ボクレの掛け合いです。
低評価の声:レビューサイトでは厳しい意見も
一方、韓国のレビューサイト「キノライツ」のユーザー評価は低く、面白くないという声も出ています。「韓国で大絶賛」とも「酷評」とも言い切れないのが実情です。各サイトの具体的な数値は、下の比較表で確認できます。
| 媒体・時点 | 評価者 | 数値 |
|---|---|---|
| NAVER映画(公開初日) | 観客 | 9.6点(10点満点) |
| NAVER映画(12月11日時点) | 実観客 | 9.13点/興行3位に上昇 |
| 映画館系(公開初日) | 観客 | ロッテシネマ8.3点/メガボックス7.5点/CGVゴールデンエッグ81% |
| シネ21 | 専門家3人 | 平均5.33点(6点満点) |
| キノライツ | ユーザー31件 | 1.7点(5点満点) |
| シネ21(観客数の表示) | ― | 168,818人 |
[PR] ※本ページの情報は2026年10月時点のものです。最新の販売状況は各リンク先(Amazon)にてご確認ください。
ホ・ソンテ映画初主演の舞台裏やチョ・ボクレとの絶妙な掛け合い、韓国での評価や最新のアジアン・韓国映画情報を詳しく調べたい方には、以下の映画専門誌チェックもおすすめです。
新作映画の本格批評や監督・キャストへのインタビューが充実。話題の韓国映画や犯罪アクションコメディの背景、演出のこだわりを深く掘り下げたい方必読の専門誌です。
海外映画の最新情報や注目のアジア映画・韓流スター特集記事が豊富。ホ・ソンテやチョ・ボクレら実力派俳優の最新情報や現地レポートを楽しみたい方におすすめです。
日本公開前に知っておきたい見どころとおすすめ度
『インフォーマー/情報提供者』は、緻密な犯人探しや重厚なサスペンスを期待するより、凸凹バディの掛け合いを楽しむ犯罪コメディとして観ると満足しやすい作品です。見どころは、悪役イメージを覆すホ・ソンテのコミカルな刑事役、チョ・ボクレの飄々とした情報屋、そして「エリート・パク」の勘違いコントです。
ホ・ソンテが好きな方、クセの強いバディものが好きな方、シリアスすぎない刑事映画を観たい方に向いています。一方、重厚な悪役や連続する大笑いを求める方は、評価の割れ方を踏まえて期待値を調整するとよいでしょう。
[PR] 本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
「耳が痛くならず臨場感が欲しい」という方には、ソニーの肩掛けスピーカー「BRAVIA Theatre U (HT-AN7)」が最適。耳元だけに広がる立体音響と約268gの軽量設計で、深夜でも周囲に気兼ねなくパーソナル映画館を楽しめます。
| 区分 | 出典 | 確認した内容 |
|---|---|---|
| 作品情報 | ぴあ映画 作品情報 | 日本公開日・配給・上映時間 |
| 作品情報 | MOVIE WALKER PRESS | 原題・映倫区分G・監督 |
| あらすじ | クランクイン!(Yahoo!ニュース) | 極秘帳簿・監禁された女性・予告編の内容 |
| あらすじ | 映画ナタリー(Yahoo!ニュース) | カン署長とファンの関係・長編デビュー |
| キャスト | cinemacafe.net | ホ・ソンテの映画初主演・俳優生活14年 |
| キャスト | Kstyle | 韓国での試写会・出演者(役名表記の違い) |
| 韓国評価 | シネ21 作品ページ | 韓国公開日・観客数・専門家評価 |
| 韓国評価 | キノライツ | 1.7点(31件) |
| 韓国評価 | トップスターニュース | 公開初日の各サイト評価・クッキー映像1本 |
| 韓国評価 | WIKITREE | 12月11日時点の9.13点・興行3位 |
| 名場面 | スターニュース | エリート・パクの勘違い場面 |
| 参考 | ナムウィキ(ユーザー編集型) | 登場人物・終盤展開(参考扱い) |


