実はこの作品、韓国で公開からわずか24日で観客動員500万人を突破しています。大ヒットの裏には、ただのゾンビ映画とは一線を画す『進化する感染者』という設定があります。その仕組みを、日本公開前にわかりやすく整理します。
映画『コロニー/群体』の基本情報|2027年1月1日に日本公開
『コロニー/群体』(英題:COLONY)は、『新感染 ファイナル・エクスプレス』で知られるヨン・サンホ監督が、自ら脚本も手がけた最新作です。日本公開日は2027年1月1日(金)で、全国で公開されます。年明けの劇場で楽しめる大型の韓国パニック映画として、公開前から注目を集めています。
本作は、2026年5月15日に第79回カンヌ国際映画祭のミッドナイト・スクリーニング部門でワールドプレミアを迎えました。日本では、第39回東京国際映画祭のクロージング作品として初お披露目される予定です。上映時間や映倫区分、配給などの基本情報は、次の表にまとめました。
| 邦題 | コロニー/群体 |
|---|---|
| 英題 | COLONY |
| 日本公開日 | 2027年1月1日(金) |
| 製作年・製作国 | 2026年・韓国 |
| 監督・脚本 | ヨン・サンホ |
| 出演 | チョン・ジヒョン、ク・ギョファン、チ・チャンウク、シン・ヒョンビン、キム・シンロク、コ・ス |
| 上映時間 | 123分 |
| 映倫区分 | PG12 |
| 配給 | ギャガ |
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あらすじ|バイオテロで封鎖された超高層ビルの極限サバイバル
舞台はソウル都心の超高層ビルです。突如として未知のバイオテロが発生し、建物は封鎖されてしまいます。逃げ場を失った人々の中には、バイオテクノロジー教授のクォン・セジョンがいました。セジョンたちは、粘る糸を引きながら猛スピードで襲いかかる感染者に追い詰められていきます。
やがてセジョンは、感染者がただ人間を襲うだけの存在ではないことに気づきます。感染者は集団知性を持ち、進化し続けているのです。生存者たちは感染者から逃げ切り、封鎖された超高層ビルから脱出できるのか。これが物語の軸になります。なお、感染者の正体や結末は公開情報では明かされておらず、本記事でもネタバレは避けています。
集団知性を持つ感染者の設定を解説
タイトル「コロニー/群体」に込められた意味
邦題の「コロニー」とは、同一種の生物が群れや集団を形成している状態を指します。公式の紹介では、感染者たちが群れ(群体)となって容赦なく迫る点が本作の特徴とされています。一体ずつ倒せば終わりではなく、群れ全体を相手にしなければならない。この点が、従来の感染パニック映画との大きな違いです。
感染者の描写と監督の狙い
特報では、日常が一変した高層ビルに正体不明の感染者が現れ、容赦なく飛びかかる様子が映し出されます。終盤には、大量の感染者が一様に上を向いて震える異様な姿も登場し、群れとして一つの意思を持つかのような不気味さを漂わせています。
さらにヨン・サンホ監督は、素早い情報のやり取りや集団意識、AIが個性に取って代わりつつある現代の不安を、感染者に重ねたとインタビューで語ったと報じられています。つまり「進化する感染者」は単なる脅威ではなく、現代社会を映す存在として描かれているようです。なお、進化の具体的な仕組みは公開前のため明らかになっていません。劇場で確かめたいポイントです。
キャスト・登場人物|チョン・ジヒョンとク・ギョファンが共演
主人公クォン・セジョン役はチョン・ジヒョンで、11年ぶりのスクリーン復帰作となります。極限状況でも仲間を率いて前へ進む教授を演じます。バイオテロのカギを握る生物学者ソ・ヨンチョル博士役は、ク・ギョファンです。ほかにも、チ・チャンウク、シン・ヒョンビン、キム・シンロク、コ・スといった実力派が顔をそろえます。各人物の役名は次の表にまとめました。
| 俳優 | 役名 | ポイント |
|---|---|---|
| チョン・ジヒョン | クォン・セジョン(バイオテクノロジー教授) | 『猟奇的な彼女』などで知られる人気女優 |
| ク・ギョファン | ソ・ヨンチョル(生物学者) | 『新感染半島』などヨン・サンホ監督作に出演 |
| チ・チャンウク | チェ・ヒョンソク | 韓国を代表する実力派俳優 |
| シン・ヒョンビン | コン・ソルヒ | 劇中での役割に注目 |
| キム・シンロク | チェ・ヒョニ | 劇中での役割に注目 |
| コ・ス | ハン・ギュソン | 劇中での役割に注目 |
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主演のチョン・ジヒョンさん、共演のク・ギョファンさんら豪華キャストの過去作や、ヨン・サンホ監督の金字塔『新感染 ファイナル・エクスプレス』『新感染半島 ファイナル・ステージ』。
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『新感染』との違いは?舞台・感染者・物語を比較
共通点は、ヨン・サンホ監督による感染パニック作品であることです。『新感染 ファイナル・エクスプレス』は、走行中の列車という横に長い閉鎖空間が舞台でした。一方、本作は超高層ビルという縦に広がる空間で、海外では一階ずつ上を目指す展開になると紹介されています。
最大の違いは、感染者が一体ずつの脅威ではなく、群れとして学習する点です。<span class=”marker-under orange”>逃げる側も、相手の「次の一手」を読まなければ生き残れない</span>、そんな頭脳戦の要素が加わりそうです。なお、映画の続編という位置づけの発表はなく、新たな物語として紹介されています。ただし監督は海外メディアに、物語を続ける小説とゲームの展開を準備中だと明かしています。
| 項目 | コロニー/群体 | 新感染 ファイナル・エクスプレス |
|---|---|---|
| 監督 | ヨン・サンホ | ヨン・サンホ |
| 公開 | 2027年1月1日(日本) | 2016年 |
| 主な舞台 | ソウルの超高層ビル | 走行中の列車 |
| 感染者 | 集団知性を持ち進化。粘る糸を引き猛スピードで襲う | 激しい攻撃性と感染拡大が脅威 |
| 物語の軸 | 封鎖されたビルからの脱出 | 列車内での生存と逃走 |
| 位置づけ | 独立した新たな物語 | 『新感染半島』(2020年)へ続くシリーズ |
◇ あわせて読みたい ヨン・サンホ監督作品の記事
韓国・カンヌでの評価と日本公開までの流れ
カンヌでの公式上映後、会場では7分間のスタンディングオベーションが起きたと報じられました。その後の韓国公開では、4週末連続で興行収入1位を記録しています。韓国映画振興委員会の統合電算網の集計では、公開24日で累計観客数が500万人を超え、5,007,673人に達しました。これが冒頭でお伝えした数字です。
アジアでもマレーシア、台湾、フィリピン、シンガポール、香港、ベトナム、カンボジア、タイ、インドネシアなど10か国で1位を獲得しました。全世界の興行収入は5,000万ドルを超え、海外では120以上の国と地域での配給契約も報じられています。米国ではWell Go USAが2026年8月28日に411スクリーンで限定公開し、北米興収は約145万ドルでした。10月6日からはデジタル配信も始まったと伝えられています。米国の批評サイトRotten Tomatoesでは、批評家スコアが81%で「Certified Fresh」と評価されています。
日本では、公開決定と同時に解禁された特報のナレーションを、声優の中村悠一さんが担当しました。コピーは「感染も、進化も、超高速。」です。第39回東京国際映画祭は10月26日から11月4日まで開催され、本作はクロージング作品として上映されます。ヨン・サンホ監督、ヤン・ユミンプロデューサー、ク・ギョファンの来日も決定しています。
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まとめ|『コロニー/群体』は2027年元旦に始まる新感覚パニック
『コロニー/群体』は、バイオテロで封鎖された超高層ビルを舞台に、集団知性を持って進化する感染者と生存者の戦いを描く作品です。カンヌでの高い評価、韓国での大ヒット、東京国際映画祭でのクロージング上映と、日本公開前から話題が尽きません。
『新感染』と同じ監督による作品でありながら、舞台も感染者の設定も異なる点が最大の見どころです。日本公開は2027年1月1日です。上映館やチケット情報は、公式サイトや東京国際映画祭の公式ページで確認しておきましょう。
| 出典 | 確認した内容 | リンク |
|---|---|---|
| 映画『コロニー/群体』公式サイト(ギャガ) | 公式の予告編・ニュース。作品公式サイトの運営元(GAGA Corporation) | ページを見る |
| 映画.com 作品情報 | 123分・PG12・配給ギャガ、脚本、役名(チェ・ヒョンソクほか) | ページを見る |
| Fan’s Voice(2026/9/18) | 日本版の作品クレジット(123分/PG12/配給:ギャガ)、あらすじ、キャスト | 記事を見る |
| MOVIE WALKER PRESS(2026/9/18) | 公開日、あらすじ、邦題の意味、特報、東京国際映画祭での来日 | 記事を見る |
| ジョルダン 映画ニュース(2026/9/18) | 韓国4週末連続No.1、アジア10か国No.1、作品概要 | 記事を見る |
| HASHOUT | 東京国際映画祭の会期(10/26〜11/4)、クロージング選出、カンヌ上映日 | 記事を見る |
| スターニュース・コリア(2026/5/16) | カンヌ公式上映での7分間のスタンディングオベーション | 記事を見る |
| Herald Corp(韓国) | 公開24日で累計観客数5,007,673人(韓国映画振興委員会の集計) | 記事を見る |
| Korea JoongAng Daily | 韓国で4週連続1位、4週末目の累計動員5,212,824人 | 記事を見る |
| Box Office Mojo | 米国公開日(8/28)、北米興収1,456,674ドル、全世界興収5,000万ドル超 | ページを見る |
| Screen Rant | 米国でのデジタル配信日(10/6)、Rotten Tomatoes批評家スコア81% | 記事を見る |
| Screen Daily | 監督が語る小説・ゲームでの物語の展開(映画の続編ではない) | 記事を見る |
| Malay Mail(2026/5/23) | 120以上の国と地域での配給契約、監督インタビュー(現代社会の不安) | 記事を見る |
| The Playlist(2026/5/12) | カンヌ公式選出、Well Go USAによる米国公開の発表 | 記事を見る |
| 3DVF | 感染者の動きの設計(プロのダンサー)、ビル内の展開の紹介 | 記事を見る |




