2026年6月20日公開の映画『ディッシュアップ』が、映画ファンの間で熱い注目を集めています。老舗和食店を舞台に、日本人料理長と韓国人女性が「料理」を通じて心を通わせる本作は、単なる料理映画の枠を超えた深い人間ドラマとして公開前から話題沸騰中です。
主演は青柳翔さん。ヒロインを演じるのは、NHK連続テレビ小説『虎に翼』(2024年)への出演で日本でも知名度を大きく高めたハ・ヨンスさんです。また、本作はSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023 国内短編部門優秀作品賞を受賞した池本陽海監督による初長編作品でもあります。「あらすじが知りたい」「結末はハッピーエンドなの?」「ハ・ヨンスってどんな女優?」——そんな疑問を、本記事ではネタバレありで徹底解説します。
| 公開日 | 2026年6月20日(土)K’s cinemaほか全国順次公開 |
|---|---|
| 監督 | 池本陽海(初長編作品・SKIPシティ映画祭2023優秀作品賞受賞) |
| 脚本 | 池本陽海 / 深井戸睡睡 |
| 主演 | 青柳翔 / ハ・ヨンス |
| 上映時間 | 80分 |
| ジャンル | ヒューマンドラマ / 料理映画 |
| フードスタイリスト | 松本舞(一人前食堂) |
| 配給 | MomentumLabo. |
| 製作 | 埼玉県 / SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ |
| 公式サイト | https://dishup-movie.jp/ |
ディッシュアップのあらすじ(ネタバレなし)
舞台は経営難の老舗和食店「ゆりえ」
物語の舞台は、3年前に先代の父を亡くし、経営難に喘ぐ老舗の和食店「ゆりえ」です。二代目料理長の上原譲治(青柳翔)は腕前こそ一流ながら、極度のコミュニケーション下手で不器用な性格。伝統を守ることに必死になるあまり、客足が遠のく現実を一人で抱え込んでいました。
韓国人女性・キム・ジュリの登場
そんなある日、韓国から和食を学びに来たキム・ジュリ(ハ・ヨンス)が「ゆりえ」の門を叩きます。奔放でエネルギッシュな彼女は、停滞していた店の空気を瞬く間に一変させます。最初は彼女の自由な振る舞いに戸惑い、拒絶する譲治でしたが、料理への情熱という共通点が二人の関係を少しずつ変え始めます。価値観も文化も正反対の二人が、一つの厨房で何を生み出すのか——物語はここから動き出します。
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ハ・ヨンスの“原点”にして“傑作”を観る
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ディッシュアップのネタバレあらすじ(中盤〜結末)
※ここからは重要なストーリー展開を含むネタバレを含みます。
最初の対立:「伝統を壊すな」
譲治にとって和食とは、亡き父から受け継いだ「型」を守り抜くことでした。しかしアルバイトとして入り込んだジュリは、伝統を無視するかのような新メニューの提案や独自の接客スタイルをどんどん持ち込みます。譲治は「和食を壊すな」と激怒し、厨房内は最悪の雰囲気に。この「伝統派」と「革新派」の真っ向対立が、物語最初の大きな壁となります。
転機:一皿が頑固な心を動かす
経営状況がいよいよ限界を迎え、閉店が現実味を帯びてきた頃、譲治はジュリが密かに試作していた「韓国の食文化をエッセンスに取り入れた新しい和食」を口にします。その一皿の美味しさと、「客に喜んでほしい」というジュリの純粋な想いが、頑固だった彼の心を揺さぶります。互いの背景——譲治の孤独な責任感と、ジュリが日本へ来た本当の理由——を語り合うことで、二人の信頼関係は深まっていきます。
クライマックス:店の存続をかけた夜
物語のピークは、店の存続をかけた運命の一夜。かつての常連客や新しい客で賑わう「ゆりえ」で、譲治とジュリは「伝統と革新を融合させた最高の一皿」を完成させます。それは単なる料理ではなく、二人の「共生」を象徴する答えでした。
結末考察:「共生・共存」という現代のリアル
物語のラスト、「ゆりえ」は再び活気を取り戻します。しかしそれは経営的成功だけを意味しません。譲治は亡き父の影を追うことをやめ、自分自身の料理人としての道を歩み始め、ジュリもまた異国の地で「自分の居場所」を見つけます。
タイトルの「ディッシュアップ(盛り付け)」には、「バラバラだった食材(人や価値観)を一皿にまとめ上げ、完成させる」という意味が込められていると考察できます。二人が選んだのは、一方がもう一方に合わせるのではなく、互いの個性を認め合ったまま共存するスタイルでした。この「共生・共存」という結末こそが、分断が叫ばれる現代社会において多くの観客の心を揺さぶる理由といえるでしょう。
なぜ感動する?ディッシュアップが刺さる4つの理由
本作が「単なる料理映画」に終わらない理由は、描かれる人間関係のリアリティにあります。日本と韓国という異なる文化背景を持つ二人の衝突は、単なるロマンスの演出ではなく、現代社会が抱える「分断と共生」という本質的な問いと重なります。この点において、本作は食という日常的な題材を通じて、国籍・価値観・世代を超えた普遍的なメッセージを届けることに成功しています。
登場人物の成長も、派手な逆転劇ではなく「ありがとう」のひと言が言えるようになるといった小さな変化として描かれるため、観客が自分自身の体験と重ね合わせやすいのも大きな特徴です。さらに、本作は池本陽海監督の初長編作品であり、短編映画で鍛えられた無駄のない演出が、80分という上映時間の中に凝縮されています。公式サイトによれば、池本監督はSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023 国内短編部門優秀作品賞を受賞しており、映画界から注目を集める気鋭の作家です。また、劇中の料理はフードスタイリスト・松本舞(一人前食堂)氏が担当しており、画面越しに香りが漂ってきそうなほど美しく仕上がっています。
ハ・ヨンスとは何者?経歴と本作での魅力
本作のヒロイン・キム・ジュリを演じるハ・ヨンスさんは、現在日本で最も注目されている韓国出身女優の一人です。
経歴
1990年、韓国・釜山出身。2013年の映画『恋愛の温度』で俳優デビューを果たし、ドラマ『モンスター〜私だけのラブスター〜』では新人ながらヒロイン役に抜擢されて一躍スターダムへ。日本での知名度を大きく高めたのが、NHK連続テレビ小説『虎に翼』(2024年放送)での崔香淑(チェ・ヒャンスク)役です。繊細で透明感のある演技が視聴者の心をつかみ、日本国内での評価を確立しました。
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本作での魅力
圧倒的なビジュアルだけでなく、異国で活動する中で磨かれた「芯の強さ」と周囲を和ませる柔らかな雰囲気が、本作のジュリ役に完璧にマッチしています。異文化の中で自分の居場所を模索するジュリの姿は、ハ・ヨンスさん自身が日本で積み重ねてきた経験とも重なり、圧倒的なリアリティをもたらしています。本作のテーマである「共生」を、キャスティングの時点から体現しているといえるでしょう。
ディッシュアップのキャスト一覧
| 役名 | キャスト | 役柄・特徴 |
|---|---|---|
| 上原譲治 | 青柳翔 | 「ゆりえ」の二代目料理長。腕は確かだが不器用で頑固な伝統派。 |
| キム・ジュリ | ハ・ヨンス | 韓国から来た奔放な女性。「ゆりえ」に革新の風をもたらす。 |
| 岩倉洋平 | 三河悠冴 | 譲治の友人。物語の良きアクセントとなる人物。 |
| トト | ドン・ニャット・クイン | ベトナム出身、本作が映画初出演。多国籍な本作のテーマを体現する存在。 |
| 岡本光 | 西村和泉 | 実力派。物語に深みを与える重要人物。 |
| 安藤進 | 菅原大吉 | ベテランの安定感で作品の質を底支えする存在。 |
本作には主演の青柳翔さん、ハ・ヨンスさんに加え、実力派俳優陣が脇を固めます。注目すべきは、ドン・ニャット・クインさんの存在です。ベトナム・タイグエン市出身で、2016年に留学生として来日。演技未経験ながら本作が映画初出演となります。日本・韓国・ベトナムと多国籍な顔ぶれが揃うキャスト構成は、「共生」をテーマに掲げる本作のメッセージをキャスティングの段階から体現していると言えるでしょう。
SNSの口コミ・評判まとめ
X(旧Twitter)では公開前から多くのポジティブな反応が寄せられています。特に目立つ声は「青柳翔さんの不器用な演技が予告だけで泣ける」「ハ・ヨンスちゃんの透明感がすごすぎる!」「劇中の和食がめちゃくちゃ美味しそう」といったものです。一方、「上映時間80分は短めかも」「王道に見えるけど池本監督だから一捻りありそう」という期待混じりの声も。低予算・短期間の撮影ながら、スタッフとキャストの「熱量」が伝わるという投稿が口コミとして広まっています。なお、2026年3月20日には完成披露舞台挨拶付き上映会も開催されており(公式サイトにレポートあり)、公開前から着実に話題を広げています。
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映画の舞台・埼玉で「美味しい和食」を愉しむ
映画『ディッシュアップ』の製作拠点、SKIPシティがある埼玉県。映画を観た後は、ゆかりの地で美食を堪能する旅に出かけませんか?
まとめ:ディッシュアップが届けるメッセージ
映画『ディッシュアップ』は、「伝統と革新」「日本と韓国」「孤独と共存」という現代的テーマを、料理という普遍的な言語を通して描いた作品です。SKIPシティ映画祭で実力を証明した池本陽海監督が、初の長編映画で挑んだ「共生のドラマ」は、単なるハートウォーミング作品にとどまらない奥行きを持っています。
「完璧であることよりも、一緒にいること」の大切さを教えてくれる本作は、忙しい現代を生きる私たちの心に深く刺さるはずです。2026年6月20日(土)、K’s cinemaほか全国順次公開。ぜひ劇場でその温かな結末を体感してください。観終わったあと、きっと大切な誰かと一緒においしいご飯を食べたくなるはずです。

