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映画『90メートル』は重い?泣ける?|観る前に知りたい注意点と刺さる人・刺さらない人【母さん目線】

映画『90メートル』は重い?泣ける?|観る前に知りたい注意点と刺さる人・刺さらない人【母さん目線】 映画
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「介護がテーマの映画って、正直ちょっと重そう……」

「泣ける映画なら、心の準備をしてから観たい」

2026年3月27日公開の映画『90メートル』に興味はあるけれど、そんな不安を感じている人も多いのではないでしょうか。

この映画は、高校生の息子と難病を患う母親の関係を描いた静かな家族の物語です。派手な展開や大きな感動を用意している作品ではありませんが、立場によって”重さ”や”泣け方”が大きく変わる映画でもあります。

特に母親世代の方からは、「自分の人生と重なって涙が止まらなかった」という声が続出しています。

この記事でわかること
映画『90メートル』の本当の”重さ”とは何か(病気より「言えなさ」が苦しい理由)
母親目線で観たときの涙のポイントと感情移入のメカニズム
観る前に知っておきたい注意点(テンポ・感情移入・ラストの特徴)

この記事では、「もし自分が”母親の立場”だったら、この映画はどう見えるのか」という視点を軸に解説していきます。

映画『90メートル』の基本情報|山時聡真×菅野美穂のダブル主演

項目 内容
公開日 2026年3月27日
監督・脚本 中川駿
主演 山時聡真、菅野美穂(ダブル主演)

中川駿監督は、『カランコエの花』『少女は卒業しない』など、静かで丁寧な人間ドラマで高い評価を受けてきた注目の若手監督です。本作は監督自身の実体験をベースにした初のオリジナル脚本による長編映画となります。

主演の山時聡真さんは、ドラマ『silent』『ペンディングトレイン』などで繊細な役柄を演じてきましたが、本作が初の映画単独主演作品。菅野美穂さんとのダブル主演で、母と息子の複雑な感情を表現しています。

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映画『90メートル』は本当に重い映画なのか?【母さん目線で考える】

結論:重いのは「病気」よりも「言えなさ」

結論から言うと、映画『90メートル』は、いわゆる“重苦しい介護映画”ではありません

病状の進行を克明に描いたり、壮絶な介護シーンで観客を圧倒するような演出はほとんどありません。

この映画で一番重くのしかかってくるのは、病気そのものよりも、母と息子の間にある「言えなさ」です。

母親という立場に立つと、「助けて」と言えない優しさこそが、いちばん苦しい。

だからこの映画は、大きな事件が起きなくても、静かに、確実に心を締めつけてきます。

なぜ母親視点だと、より重く感じるのか

母親視点 この映画が重く感じられる理由
① 選択に正解がない苦しさ
息子の夢を応援したいけれど、自分の体調も不安。どちらを優先しても後悔が残る、親としての逃げ場のなさ。
② 「助けて」と言えない優しさ
子どもに心配をかけたくない、夢を諦めさせたくない。その優しさが、一番苦しい孤独を生んでしまう現実。
③ 過去の自分と重なる瞬間
「あの時の自分も、こうやって一人で抱え込んでいたかもしれない」と、自分の親としての過去を振り返ってしまう。

映画『90メートル』は泣ける?【母が泣くポイント】

号泣系ではない。気づいたら涙が出ている映画

『90メートル』は、いわゆる「クライマックスで号泣する感動作」ではありません

音楽で盛り上げたり、感情を強く揺さぶる演出も控えめです。

それでも、母親目線で観ていると、何気ない会話、ふとした沈黙、息子の何でもない一言──そうした場面で、気づいたら涙が頬を伝っているタイプの映画です。

母世代が静かに泣いてしまう瞬間

母世代が静かに泣いてしまう瞬間
💭 共感の涙
「あの時の自分も、こうだったかもしれない」と思う瞬間
🤐 孤独の涙
子どもに弱音を見せなかった過去を思い出したとき
🌟 希望の涙
子どもの未来を信じるしかなかった記憶がよみがえるとき

菅野美穂さんは公式サイトで次のようにコメントしています。

気づいたら涙が頬を伝っていて、人生は困難だけれど、人は優しいと感じさせてくれる作品になっていました

※出典:映画『90メートル』オフィシャルサイト

観る前に知っておきたい注意点【母さん目線で】

⚠️ 観る前の心構え
✓ 時間に余裕を持って
ゆっくりとしたテンポで進むため、せかせかした気分のときは避けた方が良いかもしれません。
✓ 感情移入に注意
親世代は特に、自分の経験と重ねて心が疲れる可能性があります。心に余裕のある日に。
✓ 答えは自分の中に
映画は明確な答えを示しません。観た後に考える時間も、この映画の一部です。

映画『90メートル』が刺さる人【母・将来親になる人】

✅ こんな人に特に刺さります
子どもの進路について悩んだことがある
子どもに弱音を見せられなかった経験がある
親として「これで良かったのか」と考えたことがある
静かな邦画ヒューマンドラマが好き
山時聡真・菅野美穂の演技をじっくり観たい

逆に、刺さらない可能性がある人

一方で、次のような人には合わないかもしれません。

  • 展開の早い映画が好き
  • 明確なカタルシスや感動を求めている
  • 介護や家族のテーマを今は避けたい
  • 軽い気持ちで楽しめる映画を探している

映画の良し悪しではなく、その時の気分や人生のタイミングとの相性の問題です。

映画『90メートル』のあらすじ|実話ベースの物語

主人公・藤村佑の日常が一変

主人公は、高校生の藤村佑(ふじむら・たすく)

これまで当たり前だった日常は、母・美咲が難病を患ったことをきっかけに、大きく変わっていきます。

バスケットボールと進学の夢

バスケットボールに打ち込み、将来は東京の大学へ進学することを夢見ていた佑。

しかし、病気が進行し身体の自由を失っていく母を前に、自分の夢を追っていいのか、家族を置いて家を離れるべきなのかという葛藤を抱えるようになります。

進路指導の教師からは自己推薦での大学進学を勧められるものの、母を一人残して家を出る決断ができず、佑の心は揺れ動いていきます。

実話ではないが、監督の実体験がベース

結論から言うと、映画『90メートル』は実話をそのまま描いた作品ではありません。

ただし、完全なフィクションというわけでもなく、中川駿監督の実体験をベースにした半自伝的作品です。

中川監督は、過去に母親を看病した経験があり、そのときに感じた感情が本作のストーリーに色濃く反映されています。

タイトル「90メートル」の意味を考察|限界の向こう側の距離

🏀 タイトル「90メートル」の意味
限界の向こう側の距離
バスケットボールコートから読み解く
バスケットボールコート1面の縦の長さは28メートル。この数字をベースに考えると…
28メートル × 3回 = 84メートル
つまり90メートルは、コートを3回全力で走り抜け、さらにその先の「4本目」に足を踏み出した距離です。
「もう限界」の向こう側
バスケ部員にとって、シャトルランの3往復目は、息が上がり、足が止まりそうになる一番苦しい時間帯。そこからさらに「あと一歩」を踏み出す──。
「もう限界だ」と思ってから、さらに進まなければならない現実。その息苦しいまでの葛藤を、この距離に例えたのかもしれません。

観客それぞれの「90メートル」──学生なら進路選択の距離、社会人なら転職や独立の距離、親世代なら子離れの距離。

この距離感は、観る人それぞれが抱える「越えられそうで越えられない距離」として、様々な解釈ができる余白を持っています。

それでも『90メートル』が忘れられない理由

この映画は、観ている最中よりも、観終わったあとに効いてくる作品です。

  • 何気ない日常に戻ったとき
  • 子どもの背中を見たとき
  • 親としての自分をふと振り返ったとき

その瞬間に、「あの映画の母は、あの時何を思っていたのだろう」と、思い出してしまう。

『90メートル』は、親になったあとに完成する映画なのかもしれません。

若い頃は息子に共感し、年を重ねると母に共感する。

そんなふうに、人生の段階によって見え方が変わる映画です。

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まとめ|映画『90メートル』はこんな気持ちのときに観てほしい

📌 こんな気持ちのときに観てほしい
🌙 元気なときより、少し立ち止まっているとき
忙しい日常から少し離れて、自分と向き合いたいとき
💭 答えをもらいたい日ではなく、考えたい日に
正解を求めるのではなく、自分なりの答えを探したいとき
🤝 誰かの人生を、静かに想像してみたいとき
他者の痛みや優しさに、そっと寄り添いたいとき
映画『90メートル』は、重いかどうか、泣けるかどうかも、観る人の立場次第です。
母さん目線で観ると、派手ではないけれど、静かに、深く、心に残る作品になるでしょう。

公開日:2026年3月27日

気になる方は、ぜひ心に少し余白のある日に、劇場で向き合ってみてください。

参考文献・出典


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